2016年09月08日

言葉の壁がつくるもの

弁護士会のエレベーターホールで、白人さんが右往左往していました。
その場にいた、男性弁護士に、

「サイバンショハドコデスカ?」と尋ねていました。

聞かれた弁護士は、「ええっと イッツ・・・」ともっと右往左往していました。

そこにとおりかかったわがボス( ◉◞౪◟◉)珍しく助け船をだしました


さて、今日は恐ろしい詐欺メールについてお話しします
私ども弁護士を狙った詐欺メールが外国から割と届きます。

自分は今外国にいるのだが、債権を回収したい。
ついては着手金無しで成功報酬のみで簡単な債権回収をお願いしたい
それらしいメールなのですが、これは小切手詐欺です。
たぶんどこかの時点で偽造小切手が送付され、これを換金して報酬を差し引いて送金したら
銀行から「全額返金せよ」と言われる、そういう詐欺のようです。

よく読むと、怪しいところ満載なので、日本語だったらひっかからないのですが
何せ英語なので日本の弁護士の中でもひっかかる人はいないか非常に気になります。

他国の言語を使うということは非常に負荷がかかります。
そのためこちらの用心のハードルが下がってしまうのです

そうだとすると、日本在住の日本人の多い職場で英語を公用語とする場合、その会社の対外的な法的地位に影響しないだろうかということは個人的には気になります。


さっそうと現れたわがボス。落ち着いてしれっと言いました

( ◉◞౪◟◉)この裏です

流ちょうな日本語で、御礼を言ってその白人は去っていきました。
( ◉◞౪◟◉)だって、あの人日本語で聞いてたじゃない。
 うちの事務所は小切手詐欺にはあわないようです。
平成28年9月9日  文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 21:10| ボス(⊙◞౪◟⊙)の話