2017年11月24日

鉄仮面のこころ

友人夫婦の4歳の息子R介は、ニラカナイの戦士、琉神マブヤーが大好きです。
この琉神マブヤーは大人目線でみてもなかなか面白いご当地戦士で、衣装のクオリティの高さ、ご当地の歴史を踏まえた意外に奥深い設定、ハゴーと叫ぶゆるくてかわいい悪役、古民家でほたえているようにしか見えない牧歌的戦闘シーン

何より、戦士の昼の仕事が県庁職員 って

萌え要素盛りだくさんで、実は私もかなりはまっています。

が、R介の容赦ない両親は、私のことをそれ以上の戦士だと教え込んでいるので、それ以上の戦士のふりをしなければなりません。



切り札はあります(ლ ^ิ౪^ิ)ლ




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どうみても悪役にしか見えないのが難点です



さて、神奈川県で9人もの方が亡くなられた事件で、不思議だなと思う事があります。
被害者の方々の顔写真が新聞に載っていたことです。
確か弁護士を通じて、被害者遺族が写真や個人情報を載せないで欲しいとおっしゃっていたはず・・・
で、ネットで見ていますと「苦渋の末」載せた新聞の記者はこのように言っていました
「被害者も生身の人間であることを示し、より事件の悲惨さを伝えこいう事件が起こらないように」

こういう一種猟奇的事件がそんなことで減るもんですか。

プライバシー権というのは憲法13条の幸福追求権に含まれると解釈されています。他方、新聞記者が記事を書く権利は憲法21条の表現の自由。
表現の自由があるからと言って何でも書いて良いというわけではありません。他者のプライバシー権からくる内在的な制約があります。

そもそも表現の自由というのは、表現行為に制約を課さないことで国民が政治に対する反論ができるようにするために規定された自由権です。議論を尽くし、議会制民主主義を全うできるようにすることがその目的です。
政治的言論に関係のない単なる社会的事件についてはやはりプライバシーの尊重の方が優先されるのは当然ではないでしょうか。

個人のプライバシーは本当に重要な権利です。一旦侵害されれば回復がなかなか困難だからです。
被害者の方達の周囲は顔写真と名前の公表で、あの子だ、と気付くでしょう、
身近な人達から好奇の眼にさらされることは本当に耐え難いことです。つらいだろなと思います。

えっ私ですか?どこぞの密林で行方不明になった時はちょっと修正した写真を使ってもらうことにしています。ええ、28歳位の時の藤原紀香さんの写真を修正したやつです・・・・•(꒪່౪ ꒪່ )


さて、秘蔵のマスクとマントをつけ、R介に回し蹴りの稽古を付けるため一緒に公園に赴いたわけですが、この公園、裁判所に近い。そういう場所は法律事務所が密集しているのです。

ということは。


平日にこんなところでうろうろしますとね相手方代理人という本物の敵に遭遇してしまう可能性が少なからずあるのです

ですが、ま、お面つけてるし(΄◞ิ౪◟ิ‵ )

そんなことを考えていますと、不運にもおまわりさんに呼び止められるものです。
「この子とはどういうご関係ですか」「マスク外してください」「身分証は」

マントとマスクしか持ってないので、こまったな・・・

むしろ知っている顔を必死でさがすはめに・・・ハゴー(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
平成29年11月14日 文責 弁護士 菊谷淳子



posted by KEYAKI at 04:44| 民事事件

2017年11月08日

戦士のタスク

表の仕事は一応シリアスなんですが、4歳のR介に会うときはニライカナイからまじむん退治に来た本物の戦士ということになっていて、戦士の仕事があります。
 ※まじむん・・奄美・沖縄地方の悪霊(というか妖怪?)のこと。

実は事前に送られてきたR介の両親からの今回の指令メールは、
@青い野菜を食べること
Aおともだちに鼻くそをつけないこと
Bツをちゃんと発音できるようになること
Cひらがなを全部かけるようになること

 (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

6時間では到底無理な過大な要求です。

さて、使用者が被用者に過大な指示を与えることがパワハラになり得るということは容易に想像が付くと思いますが、過小な指示(要求)はどうでしょうか。

過小な要求というのは、正当な目的無く能力や経験とかけ離れた業務を命令すること言います。その最たるものが仕事を与えないことです。開発技術をしていた人に倉庫番をさせたりする、ということをイメージして頂ければと思います。

ここまで書きますとおわかりかと思いますが、過小な要求もパワハラにあたることがあります。
こういう要求がどうして発生するか、目的は「やめさせたい」というところから来ることが多いからです。

裁判例にも、旅館の客室係(仲居)として勤務していた女性に厨房洗い場係を命じたことを不法行為と認定したもの(神戸地裁判決平14.10.30)、営業部から倉庫係への配置転換と降格の無効を認めたもの(大阪高裁平成25年4月25日判決 労働判例1072号19頁)があります。


R介と一緒にテレビを見ていて気がついたのですが、R介の暮らしている町には、琉神マブヤーというニラカナイから来た戦士がちゃんといるのです。しかし琉神マブヤーはR介にニガナを食べさせたりしません。そのためR介の両親は、本物は別にいるんだ、と教え込んだらしい。

本当のまじむんはR介の両親です、きっと(΄◞ิ౪◟ิ‵ )

でも、戦士ですもの。

ご期待に添う仕事はしますよ。(꒪່౪ ꒪່ )ひひ

R介はまじむんに殺されないおまじないのために青い野菜をちゃんと食べ、鼻くそをつけられる恐怖を味わって反省し、まじむんに喰われないようにツをちゃんと発音できるようになり、せんしからのしれいしょをよむためにひっしでひらがなをれんしゅうしました。
ミッションコンプリート

請求書出さなくっちゃ(꒪່౪ ꒪່ )♪
 平成29年11月8日 文責 弁護士 菊谷淳子

posted by KEYAKI at 00:44| 民事事件

2017年11月05日

言葉にできない豆腐

死ぬ間際に食べたいと思い浮かび、食べなければ成仏できないほどの好物。
那覇地裁の裏の古い小さな豆腐屋に、それは280円で売っています。

日持ちがしないので持って帰ることができないのですが、
出張したら真っ先にでかけ、買い込んで宿で食べます。

ですが、この好物、私はどう読んでよいかわからなくて、思い切って独自の読み方で読んでみたのですがお店の方は。そこで仕方なく「これください」。
お店の人に「これどう読むのですか?」と聞いてみたのですが、お店の人は商品名がカタカナで書いてあるので、私の言っている意味がわからなかったようで、結局教えてもらえませんでした。

さて、「店じまい半額セール」という広告を出したとしましょう。
このお店の一部の商品が半額でなく、2割引きの商品があったので客が怒鳴り込んできました。この広告は違法だと。さて、この広告は違法と言えるのでしょうか。

広告の表記は景品表示法という法律で規制されています。
この場合、景品表示法で規制している「有利誤認表示」にあたるかが問題となります。
有利誤認表示というのは、「価格や取引条件に関して誤解を招く、または虚偽の表記」で、この場合はすべての商品が半額になるという誤解を与えるのではないかという点が問題となります。

かといって一部の例外を除いて9割方半額なのに、「半額セール」といえないのも不便です。

こういう場合、例外があるのなら、半額セール の部分の近いところにきちんと「一部対象外の商品があります」という記載をしておけばよいのです。(小さすぎない大きさの文字にしておく必要があります。)
その例外を示さず、半額、のみを強調することはやはり景表法違反にはあたるということになります。


さて、ご存じの方がいらっしゃいましたら、

ジーマーミー豆腐

どこにアクセントをつけて読めばよいのかおしえてください
平成29年11月4日 文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 23:19| 民事事件