2017年03月23日

神の一手

私は神様もかっぱも同じくらい信じていますが
ボスは神様は信じていないがあてにはしているそうです。

大きな声では言えませんが、裁判には運も味方してくれた方がよいので、
私もボスも初詣にはちゃんと行きますし、縁起物も頂いてきます。

ボス( ◉◞౪◟◉)は熊手を買い

私はちりとりの方を(΄◞ิ౪◟ิ‵ )・・・・へへへ


今日は、日本最古の離婚の代理人のお話を書いてみたいと思います。

日本の神話に出てくる日本で一番最初のご夫婦はイザナギノミコト(夫)とイザナミノミコト(妻)です。
妻は最後の出産の際に亡くなってしまうのですが、
その後諦めきれなかったご主人が、黄泉の国まで妻を連れ戻しに行きます。

真っ暗な黄泉の国で夫は姿の見えない妻と話をします。
連れ戻しに来た、と夫が言うと、
妻は、あの世の神様を話を付けるのでちょっと待って欲しいと答えます。

ところが、とても待たされて待ちくたびれた夫はつい、明かりをつけてしまいます。
そして、見てしまうのです。

腐乱した妻の遺体を。

その程度の愛情と言われれば身も蓋もないですが、夫はさすがにびびってしまい、逃亡します。

妻はその姿を見られたことを恥じ、そして恥が怒りに変わり、夫を黄泉の国中追い回します。

で黄泉の国の入口で、大きな岩の扉を挟んで言い合いになります。
黄泉の国の番人が「私はもう、一緒に還ることはできません」と妻の言葉を伝えるのですが、
夫の側はなんだか未練があって立ち退くことができません。
そのとき、別の神様がふっと現れ、夫の側に何かをふっと言います。
この別の神様が菊理媛神(くくりひめのみこと)と言います。

日本書紀には、「是時、菊理媛神亦有白事。伊奘諾尊聞而善之。乃散去矣。」とあり、直訳しますと「この時、菊理媛神が何かを申し上げたところ、イサナギノミコトはこれをお聞きになり、ほめられた、そして立ち去られた。」という意味です。つまりはこの菊理媛神の一言で未練のあったイザナギノミコトは納得して事件は終わった、そういうことのようです。

とても残念なことに


日本書紀には肝心なことが書いていません。


菊理媛神が何を言ったのか

神様でさえ納得させた離婚の決めぜりふ、私もいつか使えるようになるといいな、と思っています。


さて、疑問なのですが、縁起物を買ったときにいただいた領収証
これ経費のどの費目に入れたらよろしゅうございますでしょうか

菊谷 とりあえず交際費かな

ボス( ◉◞౪◟◉)  消耗品っと♪

平成29年3月24日 文責 弁護士 菊谷淳子 


  

posted by KEYAKI at 00:17| 民事事件

2017年03月12日

密林のさがしもの

日曜は心静かに起案をするはずだったのです。

デスクの掃除を終え、静かなこころで一人パソコンに向かい・・・・
と、隣のデスクからがさごそ( ◉◞౪◟◉)/がさごそ( ◉◞౪◟◉)/
ぱたぱた( ◉◞౪◟◉)/ぱたぱた( ◉◞౪◟◉)/物音が
します。

ボスです( ◉◞౪◟◉)

参考資料にまとめておいたのに〜というファイルがないそうなのです。

書物とファイルの密林と化したボスのデスクから、書類を探すことは宝探しのようなもの。
なんてのんびり言っていられません。二人がかりで探せば早いかな。

ところで、ネット上の密林こと、アマゾン。
即日お届け、とか本当にありがたいと思うのですが、運送屋さんは本当に大変だろうなと思っていました。
利用者としては安いのは大変ありがたいという気持ちはもちろんありますが、弁護士としては、労力に見合わない対価の設定はできるだけなくしてほしいと思います。

契約自由の原則といって、契約は当事者が自由に定めることができます。
しかし、契約当事者が必ずしも対等の立場・力関係にあるとは限りません。
力の強い方が、不条理な条件を相手方に強いる場合もあります。

契約自由の原則の根底にあるのは。採算のとれない合理性のない契約なら当事者は契約しないだろうという考えです。
しかし現実はそうではありません。力関係によって採算がとれなくても契約せざるをえなくなることもあります、もっと下に転嫁するという方法で採算を取る方法を考えるという場合もあるでしょう。
これはアマゾンと運送業者との間に限ったことではなく、一般の会社とその大口の取引先にも起こりうることです。

条件を取り決めるのは経営判断ですが、私ども法律家がせめてできるのは契約書のチェック。気になったところはとりあえず依頼者にお聞きし、少しでも不条理条項の少ない契約にできないか、提案をすることです。

消費者としては、せめてできることをとまとめて買い物をし、すべての荷物を日時指定し、必ず受け取るようにしています。


さて密林で宝探しに参加すること数十分。
書物とファイル、マンガと数独パズルに埋もれた密林から、探していたものはみつかりました。
普段から整理整頓していればこんなことにはならないのにねえ、ボス

ボス( ◉◞౪◟◉) いや〜整理整頓できたらね〜ハンデだよね〜ボク生まれてこの方このハンデでずっと苦労してるんだよね。



ふ〜ん
チベットスナギツネ2.jpg

机から大量に出てきたパズル本、
今日こそ燃やす(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)


posted by KEYAKI at 20:00| ボス(⊙◞౪◟⊙)の話

2017年03月10日

ちっちゃいモンスター

子供の頃の思い込みというのは凄まじいもので、
私は、ちりめんじゃこを食べると頭がよくなるという迷信を未だに信じています。

ちりめんじゃこの中にちょっとまざってる変なアレ、最近は、チリメンモンスター(略してチリモン)というそうです。あつめるとちょっときもいけれどバリエーションが結構あって、実はちょっと集めてました。
あれ見るとなんでこんなところにいたんだろうな。とふっと思ってしまいます。

さて、一緒にするなと怒られそうですが、女性専用車両にわざと乗っている男性、いらっしゃいますよね。
あれは違法ではないのか。気になる方もいらっしゃるかと思います。

実は鉄道営業法という法律にこんなのがあるのです。
34条 制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ十円以下ノ科料ニ処ス
  二  婦人ノ為ニ設ケタル待合室及車室等ニ男子妄ニ立入リタルトキ

さて、これだけ読むと、例えば駅員さんの制止をふりきって女性専用車両に入ったら、科料?ってなりそうですがそうではありません。

実は女性専用車両が34条2号の「車両」にあたり、平等原則に反するのではと争ったちっちゃい事件があります。その中で裁判所は

女性専用車両って、あくまで「ご協力をお願いします」って言ってるだけだから、強制的に制止してないし、34条2号「車両」に該当しない

って、判断しています。つまり、あくまであの女性専用車両は「ご協力をお願いします」という話なのです

ですが、だからといってあれにわざわざ乗りたがる男性は勇気あるなと感心します。どれだけ周囲の女性から冷ややかな目で見られいてても、バカにされてても意に介さず堂々と少数派に甘んじる、見上げたものです。たとえちっさくてもその純粋な正義感、頭が下がります。


ちりめんじゃこを食べ続けたら、いつか( ◉◞౪◟◉)・・・と見果てぬ夢をまだ見続けてちりめんじゃこを食べ続ける私ですが、チリモンが結構たまってきたので、ご飯にふりかけました。
貴重なふりかけ、のはずだったのに、

消しゴムのカスのよう(΄◞ิ౪◟ิ‵ )でした。 アーメン
    平成29年3月10日 文責 弁護士 菊谷淳子
                 
posted by KEYAKI at 01:17| 割とあほなはなし

2017年03月03日

最期の一撃

ひな祭りに言寄せ、おにんぎょうの思い出を。
マーガレットちゃんは身長80センチくらいの、ビニール製の人形で、波打つ金髪の髪、寝かせると閉じるが起こすとぱっちりと開く蒼い瞳、フリルのついた綺麗な服。
おなかに電池で動くおしゃべり機能があって

私マーガレットちゃんよ。お友達になってね♪
ボーイフレンドはたくさんいるの♪
おはなしいっぱいしましょうね♪

と大変な芸達者でもありました。

なのでうちに遊びに来る女の友達は例外なくマーガレットちゃんを見て狂喜乱舞し、必ずマーガレットちゃんで遊ぶはめになるのですが


実は人形嫌いの私には



ただただ気味の悪い存在でした(΄◞ิ౪◟ิ‵ )

こちらが内心嫌っていると相手もこちらを怨んでいるように見えるもの。

気味悪さにとうとう耐えきれなくなった私は、包装紙で厳重に封をして、ガムテープでぐるぐるまきにし、おばあちゃんの法事で聞きかじった般若心経を唱えながら葬式ごっこをして押し入れの隅に葬りました。アーメン

さて、裁判所にもおもちゃやお人形がたくさんあるお部屋があります。
家庭裁判所の児童室というところです。
9歳くらいまでなら目を輝かせるような大きな積み木、おにんぎょう、
そういったものが一応、あります。男の子が喜ぶようなボードゲームもあります。

調査官との面談時にそこで待っていたりするのですが、
お人形は埃だらけ。ボードゲームはパーツの何かが欠けていて、ドールハウスは空き屋
だったりするので、暫くすると子供達は飽きてきます。大体40分くらい。

でも、折り紙と色鉛筆とお絵かき帳を持っていきますと、お絵かきでさらに1時間は引き延ばせます。
プリキュアはちょっと無理だけど、トーマスとアンパンマンとキティちゃんと妖怪ウォッチの何匹かとベジータと悟空とキン肉マンは書けます。さらに1時間

調査官に、心から「早く迎えに来て〜(΄◞ิ౪◟ิ‵ )」と祈りながら・・・・

小学校2年生くらいなら、自分が何の話をしにきたのかよくわかっています。しらない人に、おとうさんとおかあさんの事を聞かれます。どう答えようか一生懸命考えているので、緊張しています。
でも、おもちゃを見ると子供に戻っていきます。

子煩悩な父親が親権を真剣に主張しているケースももちろんありますが、実は子供の親権に異様にこだわるのは、所謂モラハラ夫によく見られる特徴でもあります。
幼い子供については母性優先主義ですから、実務上、父に親権が認められるのは非常に難しいです。
調査官の調査をすれば子供達が自分についてくると言ってくれると信じ込んでいるお父さんもいます。
ただ、こういう場合、子供は実は非常によく見ています。母の悪口を言い、母に暴言をはく父の姿を。

それを知らない人に語らせることに本当は心痛む思いです。


マーガレットちゃんを葬ってから数年経ち、学生になった私は実家の押し入れの整理をしていました。
すると。がたん、と音がして
上からぼろぼろになって、包装紙が破れた紙の箱が垂直に私の頭めがけて落ちてきました。
箱の上の部分は透明のフィルムなので、中はしっかり見えます。

パチっと目を見開いた髪ボサボサのマーガレットちゃんが仁王立ちし、
こちらを向いて、最期の電池を振り絞り、地獄の底から振り絞ったかのような低いだみ声でいいました。

輪わ・・・坨た・・・死し・・・・魔ま・・・ ぶちっ


  ༼;´༎ຶ ۝ ༎ຶ ༽


私の人生で弐番目に恐ろしかった出来事です
平成29年3月3日 弁護士 菊谷 淳子
posted by KEYAKI at 00:17| 民事事件