2016年12月27日

魔界のメリークリスマスA 2016

みんなが幸せそうな時、そうでない人のそれはひとしお
そんな方に都内有数のえんぎのアレなスポットから不気味なクリスマスをおとどけしましょう。

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美しいものと怖いものは表裏一体。イルミネーションを楽しむ者、肝試しを愉しむ者。
京都ほどではなくても、ここは300年程度の歴史なら有る魔界。

さて、売買契約では、買い主が契約した当時知らなかった欠点がみつかった場合で、購入した目的を達成できない場合には、買い主は売買契約を解除したり、損害賠償請求をしたりすることができます(民法570条 566条)。売り主の瑕疵担保責任と言います。

一般の人が売買するものでおそらく一番お値段の高いもの、それは不動産ですが、
購入した不動産に縁起の悪い事情があればそれは告知事項として買い主に伝えなければならず、これを怠ると解除又は損害賠償の対象となることは一般的によく知られているところです。

ただ、その縁起の悪い事情によって、@そもそも瑕疵(欠点)にあたるかA損害賠償の程度はどれくらいかということは変わってきます。

裁判例には2年前の建物内の自殺でも、建物が解体されることを前提として取引されたことに鑑み「瑕疵」にあたらないとしたものもあります。
では、いにしえの事件、例えば50年前に土地上にあった建物で殺人事件があったが現在は更地になっている場合はどうでしょうか。

実は事件が50年も前に起こっており、なおかつ当時の建物がもう存在しない場合でも、「瑕疵」であると認めた裁判例があります(東京地裁八王子支部平成12年8月31日)

ただ、この裁判例がちょっと特種なケースなので要注意です。その不動産の所在地が農村地帯であ、事件が非常に猟奇的で、それゆえに地元では長年不吉な地と忌み嫌われ、地元の人達はまだ事件のことを良く知っていた、という事情があったようです。



では魔界に話をもどしますか。
お金持ってる系の恋人達が語らいながら歩く、

斬首した首をあらったので有名な池。

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では、みなさま メリークリスマス 
 平成28年12月25日 文責 弁護士 菊谷 淳子
posted by KEYAKI at 01:17| 民事事件

2016年12月24日

魔界のメリークリスマス@ 2016


サンタクロースが血まみれで働いているように見えてしかたのない今日この頃ですが
魔界にもクリスマスは来ます

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イエスキリストに用事はなくても、お誕生日祝いには参加させていただいています

さて、今日は年齢のお話です。
俗説に従いますと、イエスキリストは生誕2016年。つまり12月24日生まれと仮定すると、
24日で2016歳

実は日本では法律でいつ歳をとるかということは決まっています。
民法143条の規定に従っていうならば
なんと、誕生日の前日の午後12時です

そうすると12月24日生まれのイエスキリストが2016歳になるのは12月23日午後12時ということになります

これが特に影響するのは、法律上3月31日に1歳あがってしまう、4月1日生まれの子ども。
そのほか、1日生まれの方は年金や保険などで前月生まれと一緒になります(ただし支給も早くなります)

歳はなるべくとりたくないものですが、前倒しでとっていたとはあら残念。


さて、実はキリストの本当の誕生日は紀元4年の10月ころではないかと言われています。

ローマ時代に太陽神のお祭りか何かといっしょくたにしてしまったことで現在のクリスマスになったというのが現在の通説です

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世界中で間違った誕生日を祝ってもらっているイエスさま。

 ではみなさま メリークリスマス。
平成28年12月24日  文責 弁護士 菊谷淳子





posted by KEYAKI at 00:00| 民事事件

2016年12月05日

奈落のそこの墓穴

気に入っているブラウスが、背中のボタンホールから破れてしまいました。
まあ、いっか。

背中はあまり人に見えないし。

そうおもってやっぱりお気に入りのブラウスをそのまま着ていました。
ボス(⊙◞౪◟⊙)が、

それで法廷に行くの?そのブラウス破れ・・・・・

といっていましたが、

知ってます(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)
と一蹴し法廷にむかいました。お気に入りなんだもの。


さて、裁判と穴のお話を。
現在日本の裁判は、証拠に基づいて裁判官が合理的な推認を行い、事実を認定する、という作業を行います。
しかしこのような裁判の形式になったのは近代以降です。

人類史上、中世までは裁判というものは神様と結び付けられることが多く、
神の意思を聞く、というのが裁判でした。

古代の日本で言えば、熱湯に手を突っ込んでやけどするかどうかを見るという盟神探湯(くかたち)などがそのひとつです。

中世ヨーロッパではもう少し合理的(?)で決闘で勝敗を決めていました。
神が正義の方を応援する。という意味です。

ただ、男性対女性などのように体力差がある場合があります。
そういう場合にはハンデをつけていたようです。

で、男性は下半身がすっぽり入る穴に入れられ、穴の上にいる女性と対決する、という方法をとった国もあります。

男性が勝てるような気がしないのは私だけでしょうか・・・・


さて、その日の相手方代理人は昔から知っている美人弁護士。
ザ・女子の鏡のような女性らしい方です。
でその法廷を出るとき、

あなた、ブラウス破れてるわよ!

ばれたか 

おかしいな、ボスの前ではあんなに堂々と言えたのに。
なんか、こう、美人弁護士の前で


知ってます(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)


とはいえないのはなぜでしょう。

初めて知ったような顔をしてしまいました。

とりあえず安全ピンでふさいでおくね♪

とソーイングセットをかばんから取り出し、背中の真ん中におおきな安全ピン


余計目立つ背中(΄◞ิ౪◟ิ‵ )


まああとではずすか。
と内心ごちていましたが、先生と別れたあと、気づいたのです。

自分でとれない(΄◞ิ౪◟ิ‵ )・・・・・
   平成28年12月5日 文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 00:17| 民事事件