2016年08月28日

御祝いのおたずね

御祝いというのは本当に難しくて、あまりにも個性的なものは喜ばれないし、かといって誰もが浮かぶものは沢山届くだろうし困ってしまいます。

そしてさらにこまるのは添え文です。
受け取った瞬間に何かの脅迫状と間違えられそうな悪筆。

それでも書きます。
頑張って書きます。一言一言、悪筆乍ら心は込めて。



さて、詐欺メールにもそういう御祝い型がはやっているようです。

ampanu2a0628@ezweb.ne.jp

お久です(o^_^o)
アドレス変わるので変更をお願いします。
あとみっちーの赤ちゃんの名前が「ひかる」に決まりました。
写真見てるだけでも癒されますね。
自分も早く結婚相手を見つけないと(笑)
みんなの名前で出産祝いの電報を送るつもりです。
それで聞きたい事があるんですが下の名前なんでしたっけ?(笑)
みっちーも連絡とりたがってたので連絡先を教えちゃいますね。
☆?????☆
241_1_pc.jpg
241_2_pc.jpg(赤ちゃんの写真)


このメール1通に、ボリウッド映画の如く、いろいろな要素が詰まっています。
アドレスの変更、みっちーの出産、赤ん坊の名前、出産祝いの件、

が、このメールの言いたいことは

で、お前の名前なんや

なわけです。たぶん返信すると次に上の名前をきかれ、それから・・・・

このメールには本当に怖いことがもう一つあります。
このメールを実際に受け取られた方はご存じだと思いますが、このメールには本当にアジア系の赤ん坊の写真が添付されています。
我が子の写真を無防備にSNSでさらした実在のどこかのご両親のご愛息もしくはご令嬢です。

さて、最近いただいた逆恨みの御手紙に、文脈からすると明らかに漢字間違えたんやろな〜とほのぼのするものがありました。
それには


        祝ってやる

て書いていました。ありがとうね。
  平成28年8月29日  文責 弁護士 菊谷淳子





2016年08月25日

サリトテチーン

お仏壇の経机の上にある、あのチリーンという、あれ。
私は、子供のころから大好きでした。

友達と遊ぶより一人で本を読んでいる方が断然楽しかったのですが、
私が子供の頃には自宅にはまだお仏壇がなかったので
仏壇目当てで時々遊びにいくお友達の家がありました。

その家のチリーンは、音の高さ、涼やかさ、そういったもののバランスが絶妙で
音の響きが素晴らしかったのです。
高級なチリーンは少したかめの繊細な音がなります。安物はだいたいレの音

祖父が亡くなった時、

これで自宅で心ゆくまで連打できる(ლ ^ิ౪^ิ)ლ

とほくそ笑んだ私。
しかしそんな私のよこしまな想いを知らない父は、あっさりとしたセットの仏壇を克ってしまいました。その付属品のチリーンの音色は安いレの音でした。

さて、今日は裁判所と趣味の話です。

少し前の話なのですが、現職のとある裁判官がTwitterでご自身が縄でしばられた写真を載せたところ、お裁判所から厳重注意処分を受けたそうです。

この裁判官は業界若手であれば必ず一度はお世話になっている著明な教科書の著者でもあります。実際能力はぬきんでた方で見識も確かです。
そのTwitterには非常に有意義な情報が載ることもあって、わがボスはほぼ毎日彼のTwitterをチェックしています。そのTwitter に時々まさかの白ブリーフのご自身の写真をアップされますが、つぶやいておられる内容は正気です。

誰や 芸風似てるって思った奴(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)

裁判官であっても表現の自由はあります。また私生活に干渉されることは許されないはずなのです。
裁判所が個々の裁判官に目を光らせるとするならばそれは「裁判の公正」を害する・あるいは疑わせるような行為に向けられるべきなのです。

彼がもし外国人や同性愛などに対する差別的表現をしていればそれは厳しく叱責をうけるべきでしょう。裁判の公正に対する信頼を著しく損なうからです。

しかしSMは単なる趣味嗜好。人によってはバイオリン、キックボクシング、そういったものとかわりません。それを規制することはかえって裁判所の,、少数者の人権や私生活の自由への姿勢に疑問を投げかけることになるのではと私は危惧しています。しかも明らかに冗談で載せていらっしゃることは明白。目くじらをたてる方が品がない。


個人的にはおじさんの白ブリーフはちょっとアレなので私はそのTwitterは見ないのですが。


実は今でもお仏壇は気になります。


ですが、

皆さまにお尋ねなのです。どなたでしょうか。

先般、わたくしに「お誕生日おめでとう」とチリーンを送って下さったのは

レの音の・・・(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

平成28年8月24日   文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 00:44| 割とあほなはなし

2016年08月22日

華やかな祭礼

今年に入って、なぜかはわかりませんがよく自分の葬式の夢を見るようになりました。

知っている人が皆さん参列し、ボス(⊙◞౪◟⊙)がおろおろし家族はなぜか笑っていて(΄◞ิ౪◟ิ‵ )不謹慎に明るいお式の夢が殆どなのですが、先日見た夢はとんでもないものでした。


火葬場でホネを集めた後、私の遺骨は骨壺ではなく、妙な容器に入れられます。

ライターを持って知り合いのA弁護士にこにこ登場。


?(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)


A弁護士•(✧≖‿ゝ≖)「菊谷先生は生前、60歳になったら宇宙旅行に行くとおっしゃっていましたが、その夢は叶わなかったので故人の遺志はともかく宇宙葬で打ち上げましょう」

ええっ

確かにAさんには二年前、60歳になったら宇宙旅行に行きたいのでなるべく死なないよう頑張っている
という話を酔っぱらってしたことがあります。


しかしAさん、確かあなたは私に宇宙葬を勧めた際、宇宙ゴミになることを心配した私にこう言っておられた。


 大丈夫です成層圏で燃え尽きるんで(΄◞ิ౪◟ิ‵ )


待て!


待ってくれ!


さくっと点火するA弁護士・・・・


笑いながら火つけるな!(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

くそう・・・・

末代まで祟ってやる(◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟)


さて、葬儀について。
葬儀費用を誰が払うのか。亡くなった人の財産から支払う、というのが筋のように一見思えます。
ここでいう葬儀費用とは@通夜・告別式などの追悼行事 A死体の検案・運搬・火葬等の埋葬行事の二つをいういます。
実は@については所謂喪主、すなわち自己の責任と計算において、同儀式を準備し、手配等して挙行した者が負担します。 故人ではないのです。
そしてAについては祭祀の承継者、すなわち墓守が負担します。これも故人ではありません。
通常喪主と墓守は同じ人が行うことが多いですが、いずれにしても相続財産から単純に支払われるわけではありません。

ただし、上記はあくまでガチガチの原則論。被相続人が葬儀費用を自分の遺産から支払うように遺言していたり、相続人が相続財産債務から支払うことに合意すれば葬儀費用を相続財産から支払うことができます。
また、税法上は葬儀費用はほぼ相続債務となります。(ほぼ、というのは例えば香典返しとかお位牌など相続債務に含まれないものがあるからです)



さて、Aさんにお会いする会合がちょいちょいあるのですが。

私の遺骨を打ち上げ花火見たいに扱って、

すでに末代までたたられたことを独身の彼は知りません。

平成28年8月22日 文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 00:44| 民事事件

2016年08月17日

モクレンの調べ 2年後


モクレンの家のピアノを聴いてから2年目の夏。
母の実家に遊びにいって最寄り駅で

○○ちゃん、久しぶり!って母に声をかけたおばさん。


モクレンの家のおばさんでした


さて、今日は地図のお話です。
登記所に備え付けられている土地の区画を示す図面を公図といいます。「」という字がついているので、とても信頼できる確かな図面と思われそうですが、実は、明治時代の地租改正の時に作られた図面ですので、現況とずれがあることがけっこうあります。

現況とずれがあってもそれは公図がちがってますね、というだけで所有権に影響があるわけではありません。

ですが、境界が明らかでないと将来近隣と争いになったり、その土地を売却するにも不自由ですので、隣地の所有者と友好的な関係にあって立ち会いができるなら、できるときに実測図を作っておくことが望ましいです。

市町村の地積調査が行われる場合には市町村が費用をもってくれるので立ち会いにきちんと協力しておかれることをおすすめします。

法務局にも「筆界特定制度」という制度があります。この制度では、登記官により迅速かつ適正に土地の区画(筆界)の特定を受けることが出来ます。ただ、費用は自己負担です。


実は、モクレンの家は例の廃屋のすぐ裏手の家でした。
モクレンのおばさんの本当のお名前もわかって
それからちゃんとした交流が始まりました。

今でもショパンピアノソナタ第2番は大好きな曲です。

でも、この曲を退くたびに、あの日の思い出の
もうひとつの怖い話を思い出します。

モクレンの家からの帰り道、母が川向の家を眺めて言いました。

あの家におかあさんの友達が住んでいてねえ
お父さんとおばあさんと三人暮らしだったけどとても裕福な家の子だったんだけど
10歳の時火事で亡くなったの

マリちゃんっていう子がね

平成28年8月16日  文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 23:29| ほんのり怖い話