2016年02月25日

父さんの帽子

父は、カツラ疑惑の芸能人を見ると、「( ◉◞౪◟◉) あれ、カツラや」と言います。
前からそのことはちょっと気になっていました


欲しいんかな・・・・•(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)


私学に通い、習い事に励む子供達の教育費にお金をかけるため、両親は本当に節約していました。まったく贅沢をしませんでした。旅行は会社の保養所。行楽地は遊園地ではなく近所の一級河川の河川敷。
20代の頃から髪が多くはなかった父ですが、カツラはとても高いので諦めていたのだと思います。
子供の教育費で、すねをかじられまくった父に、おもいっきりおしゃれをして欲しい、
そして私だってちょっと見てみたいな、と思うのです。

帽子の方がいいかな(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)?

親子ではあっても髪の話はデリケートな質問です。まずは私よりもっと身にしみているであろう関係者の話を聞いてみよう。

直ちには影響が出ていない兄弟B 
えげつない質問するな〜(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 

はるか年上に敬礼されたことのある兄弟A
俺に買うてくれ(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)  


実家に帰った時意を決して聞いて見ました。

お父さん、かつら使ってみたい?


さて、別居中の父親から子供達への誕生日やクリスマスなどのプレゼントについて

私どもは弁護士ですから、会えない父親側に就くことも、会わせたくない母親側に就くこともありますので、両方の気持ちはわかります。事件にもよりますが、私個人の基本的な考えでは、子供に危険がない限り、プレゼント等の交流は子供の心の栄養になることもあると考え、できるだけ実現させたい方向で考えています。

ただ、時々とても残念に思うのですが、ピントがものすごくずれていたり、ゲーム機など子供がほしがっても与えるには熟考を要する品物をいきなり渡して監護している方の親から嫌がられるケースも散見されます。
非監護者は子供達と離れている時間が長いこともあるので、無理からぬところもあるとは思います。

しかしそれならばせめて、母親に意向を確認してからにすれば、と思うのですが、そういうできた父親というのは離婚事件においては希です。

子供に与えるプレゼントはあくまで子供の為を思ってのもの、父としての自己顕示の場ではないのです。

私どもでは離婚事件成立とともに事件終了ではなく、その後の必要な手続きや、毎月の面会交流の設定なども引き続きアフターフォローとして関わっています。当事者間でできる場合はその方がよいのですが、そうでない場合もあるので、お子さんが無事に成長するまではという気持ちからです。なので父親側であれば、こそっと先方の意向は確認しますし、母親側であれば子供さんのほしがっているものとして前もって伝えます。

が、中には、子供のためかほんまに。と問いたくなるようなアレな品を見ることも残念ながらあります。

養育費からプレゼント代金を引いてくれ、というのは論外です

子供は親がアレでも成長します。親も成長して欲しいと思います。


ところで、私の問いですが。父は答えました。

( ◉◞౪◟◉) かつらはなメンテナンスで月々お金が○○円くらいかかるんや、
シャンプーも高いみたいやし、手入れもたいへんやし、かぶれるやろうからいらん



検討すべしか・・・・(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)
平成28年2月26日  文責 弁護士 菊谷淳子

posted by KEYAKI at 01:44| 民事事件

2016年02月22日

犯人だけの真実

犯人は誰だ•(◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟)


推理小説を読んでいて犯人がわかった試しがない私が、必死で頭を巡らせています。

罪名は監禁および傷害

明日までに犯人の目星をつけなければならないのです。

さて、よく刑事ドラマなんかで犯人しかしらないことを知っている人物が犯人だと指摘される場面があります。実際の刑事裁判でも、犯人しか知り得ない事実を知っていることが被告人の犯人性を示す一つの根拠となることがあります。これを「秘密の暴露」と言います。

具体的には、犯人の示した場所から被害者の遺体が出てきた、とか、被害者の下着の色を知っていた、とかです。

犯人しか知り得ない事実を知っていたのだからこの人物が犯人なんだ、と考えるのは至極自然ではありますが、実は慎重にしなければなりません。

実は「秘密」を予め知っている人物がほかにもいるからです。

捜査機関です。

捜査機関は知っていることを被疑者に誘導することができます。
上記の例で言うと、遺体の場所を警察が予め知っていた場合は誘導されていなかったか公判廷で被告人に確認する必要があります。
被害者の下着の色だってそうです。16歳の女の子が迷彩柄旭日旗刺繍入りパンツをはいてた、くらい特殊なら秘密の暴露といってもいいかもしれません。しかし、色がピンクでした、くらいなら、秘密の暴露といえるのか慎重に考えるべきなのです。

まあ、裁判員裁判といっても、実際には職業裁判官がちゃんと誘導しているはずですから、心配はないと思いますが。




さて、私が今必死で追っている監禁および傷害事件、再犯を防ぐために明日までに犯人を突き止めなければなりません。




容疑者は下記のとおり。



たまご、牛乳、ヨーグルト、ベーコン、えのき、ひじき、トマト、レタス、アンチョビ・・


 今日一日私を腹痛にせしめてのたうち回らせ、もって自宅に監禁した容疑です•(◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟)    
   平成28年2月22日 文責 弁護士 菊谷 淳子
【お知らせ】
 夜の国から7 及び 夜の国から4 につきましては、写真を差し替えますので暫く掲載を中止致します。
 特定は難しかろうと考えていましたが、物騒な世の中ですので、念のため。



posted by KEYAKI at 00:00| 刑事事件・刑事政策

2016年02月11日

夜の国から6 北極のペンギン

私はスーパー運動音痴、ですから座右の銘は 安全第一

しかし近年、どうも好奇心にかられて無謀なチャレンジをするようになっておりまして、このまま行きますと、遺体も見つからないような場所で最期を迎えるような気がしてきました。

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ところで、青の洞窟を堪能した後。氷の海を観に行き、その後もう一つの青を求め、シルフラに潜りました。
雪原の中の小さな小屋でドライスーツに着替え、異世界への入口まで歩いて向かいます。とぼとぼと歩く姿はペンギンです。

足下がつるつるすべります。

水温は2度。しかし陸の上はマイナス10度。風も容赦なく吹き付けます。

ついにこんな格好でこんなところをよぼよぼ歩くことになろうとは、
人生で一番無様な格好で歩きながら、思い出さんでもいい余計な事ばかり頭をよぎります。

不幸は、寒い、ひもじい、手元不如意、の順でくるんだっけ・・・・

何でも凍る冷蔵庫、直るかな・・・•(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

さて、縁起でもないことばかり浮かぶついでに縁起でもない話を。
一定期間行方不明の人を死亡したものとして扱う民法上の制度に失踪宣告(民法30条)というのがあります。これは普通失踪で7年、特別失踪で危難が去って1年という時間の経過を要件とすることと、裁判所への審判申立が必要になります。ですから、時間と手間が少しかかります。

登山に出かけた夫が山で遭難し、遺体は出ないが間違いなく死亡は確実だろう、という場合、残された妻が七年も待たなければならないとすると非常に困ることになります。相続だってすぐに開始しないと遺族の生活に支障が生じる場合があります。

実は、確実に亡くなっているであろう場合には認定死亡(戸籍法89条)という制度があります。官公庁の調べで亡くなっているであろうことが明らかな場合には、死亡したものとして届け出る制度です。これによって相続が開始し、妻は再婚可能になります。

東日本大震災の場合、まだご遺体が見つかっていない方もいらっしゃいます。ですから行方不明の方に、この認定死亡制度が適用され、残された遺族の生活再建をスムーズにするように図られています。

さて、命からがら潜った氷の下は、それはそれは美しい青い世界でした。
半端なく寒いですが、きたことは後悔しない、神秘の場所でした。
ペンギン一同、皆で感動しました。
分相応な力しか出さないつもりの私も我を忘れて泳ぎました。

当然ですが、帰りは行きよりはるかにつらい道のりでした。
タンクを背負い、ペンギンどもは無口で歩きました。

もう、何でも凍らせる冷蔵庫タンパク質を焦がすドライヤのことも頭によぎりませんでした。

冒険には体力が必要です。私はいくつまでこういう無謀な経験ができるだろうか。

そろそろ身の程を知った方がいいんじゃないか

それよりそもそも冷蔵庫直す必要なくなりそう・・・・

風の音が読経に聞こえます。

熱烈歓迎生前香典俗名菊谷淳子・・・・

寒さと疲れとで、ふっと気が遠くなりそうになった時、後ろのペンギンがさっと手をさしのべてくれました。

御年86歳のニュージーランドから来たおばちゃんでした。

(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

私の最期はバミューダ海域になりそうです 
  平成28年2月12日    文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 20:44| 放浪の記