2017年11月08日

戦士のタスク

表の仕事は一応シリアスなんですが、4歳のR介に会うときはニライカナイからまじむん退治に来た本物の戦士ということになっていて、戦士の仕事があります。
 ※まじむん・・奄美・沖縄地方の悪霊(というか妖怪?)のこと。

実は事前に送られてきたR介の両親からの今回の指令メールは、
@青い野菜を食べること
Aおともだちに鼻くそをつけないこと
Bツをちゃんと発音できるようになること
Cひらがなを全部かけるようになること

 (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

6時間では到底無理な過大な要求です。

さて、使用者が被用者に過大な指示を与えることがパワハラになり得るということは容易に想像が付くと思いますが、過小な指示(要求)はどうでしょうか。

過小な要求というのは、正当な目的無く能力や経験とかけ離れた業務を命令すること言います。その最たるものが仕事を与えないことです。開発技術をしていた人に倉庫番をさせたりする、ということをイメージして頂ければと思います。

ここまで書きますとおわかりかと思いますが、過小な要求もパワハラにあたることがあります。
こういう要求がどうして発生するか、目的は「やめさせたい」というところから来ることが多いからです。

裁判例にも、旅館の客室係(仲居)として勤務していた女性に厨房洗い場係を命じたことを不法行為と認定したもの(神戸地裁判決平14.10.30)、営業部から倉庫係への配置転換と降格の無効を認めたもの(大阪高裁平成25年4月25日判決 労働判例1072号19頁)があります。


R介と一緒にテレビを見ていて気がついたのですが、R介の暮らしている町には、琉神マブヤーというニラカナイから来た戦士がちゃんといるのです。しかし琉神マブヤーはR介にニガナを食べさせたりしません。そのためR介の両親は、本物は別にいるんだ、と教え込んだらしい。

本当のまじむんはR介の両親です、きっと(΄◞ิ౪◟ิ‵ )

でも、戦士ですもの。

ご期待に添う仕事はしますよ。(꒪່౪ ꒪່ )ひひ

R介はまじむんに殺されないおまじないのために青い野菜をちゃんと食べ、鼻くそをつけられる恐怖を味わって反省し、まじむんに喰われないようにツをちゃんと発音できるようになり、せんしからのしれいしょをよむためにひっしでひらがなをれんしゅうしました。
ミッションコンプリート

請求書出さなくっちゃ(꒪່౪ ꒪່ )♪
 平成29年11月8日 文責 弁護士 菊谷淳子

posted by KEYAKI at 00:44| 民事事件

2017年11月05日

言葉にできない豆腐

死ぬ間際に食べたいと思い浮かび、食べなければ成仏できないほどの好物。
那覇地裁の裏の古い小さな豆腐屋に、それは280円で売っています。

日持ちがしないので持って帰ることができないのですが、
出張したら真っ先にでかけ、買い込んで宿で食べます。

ですが、この好物、私はどう読んでよいかわからなくて、思い切って独自の読み方で読んでみたのですがお店の方は。そこで仕方なく「これください」。
お店の人に「これどう読むのですか?」と聞いてみたのですが、お店の人は商品名がカタカナで書いてあるので、私の言っている意味がわからなかったようで、結局教えてもらえませんでした。

さて、「店じまい半額セール」という広告を出したとしましょう。
このお店の一部の商品が半額でなく、2割引きの商品があったので客が怒鳴り込んできました。この広告は違法だと。さて、この広告は違法と言えるのでしょうか。

広告の表記は景品表示法という法律で規制されています。
この場合、景品表示法で規制している「有利誤認表示」にあたるかが問題となります。
有利誤認表示というのは、「価格や取引条件に関して誤解を招く、または虚偽の表記」で、この場合はすべての商品が半額になるという誤解を与えるのではないかという点が問題となります。

かといって一部の例外を除いて9割方半額なのに、「半額セール」といえないのも不便です。

こういう場合、例外があるのなら、半額セール の部分の近いところにきちんと「一部対象外の商品があります」という記載をしておけばよいのです。(小さすぎない大きさの文字にしておく必要があります。)
その例外を示さず、半額、のみを強調することはやはり景表法違反にはあたるということになります。


さて、ご存じの方がいらっしゃいましたら、

ジーマーミー豆腐

どこにアクセントをつけて読めばよいのかおしえてください
平成29年11月4日 文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 23:19| 民事事件

2017年10月29日

バブーの真意

 ボス(⊙◞౪◟⊙)も私も同業者がらみのニュースはつい注目してしまうのですが、最近話題になっている、事務員にハイハイしながらすりよったと言われている議員さんのセクハラ騒動には注目しています。

ボスも私も不思議だなと思う事があるのです。
およそ私の知る限りでは、男子たるもの狙っている女性には最初は格好付けたがるもの。

ある程度の関係があり、受け入れられるであろうという確信ある状態でないとハイハイバブーハートたち(複数ハート)なんてしないんじゃないかと思うのです。余程変わった人なのかしら。

もちろん、最初っからどん引きされるような趣味全開で近寄る人もいますがそれは別の趣味です。

さて、赤ちゃんは赤ちゃんでも真面目な話を。
自発的な呼吸のできない先天性の難病で入院中だったイギリスのチャーリー・ガードちゃんについて、治療を続けたい両親と、尊厳死を勧める医師団の間で対立。両親はアメリカでの実験的な治療を望み渡航許可を求める裁判を起こしました。

イギリスの裁判所は、この治療計画では治癒する可能性が低く、チャーリーちゃんの苦痛を長引かせるという理由で渡航許可を認めませんでした。そしてヨーロッパの人権裁判所も同じ判断を下しました。

この裁判はイギリス国内はもとより世界中で注目を集めました。子どもの治療をとことん行いたい両親、その心情に同情する人も沢山いました。

本件で注意しなければならないのは、尊厳死を勧める医師団やこれを指示した裁判所が、治療のコストと助かる見込みを天秤にかけたというわけではなく、本人の感じるであろう治療の見込みのない過剰な医療による苦痛をどう評価したか、という点なのです。

尊厳死というのは過剰な医療を避け、尊厳をもって最後を迎えるための死をいいます。

病院に入院したり、手術を受けられたことのある方はおわかりかと思いますが、カテーテルやチューブにつながれた生活だけでも苦しいものです。寝返りが打てないだけでも相当苦痛です。それ以上に痛みや苦しみを伴うこともあります。特種な病気ならなおさらのことです。それでも入院患者が耐えられるのは比較的短期間で治る(見込みのある)からこそなのです。

人間にとって死よりも恐ろしいことは死ぬほどの苦痛を味わい続けること、ということの理解が十分あるからこその裁判所の判断なのです。

ただ、本件の難しいところは、本人が乳児でその内心はわからないことです。

ご両親にとってはこのチャーリー君が最後まで闘いたかったと思うのも無理からぬところ。
反面で治らない病気の為にチューブでつながれ痛い治療を受ける、それが本当に本人の望むであろう事なのか、裁判や法律が真実に迫るには回復の見込みしか手がかりがない状態では、限界はあると思います。
ただ、私はこの事件の本質がどこにあるのか、ということを見失うような報道がされると残念だなと思います。



ところで、何故か私の前には

私ね〜叩かれたり痛めつけられるのが大好きなんですよ

とストレートにおっしゃる不気味な同業者たまに現れるのですが、

何でですかね?(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

   平成29年11月1日 文責 弁護士 菊谷淳子
posted by KEYAKI at 18:32| 民事事件

2017年10月26日

悟りのお茶

御年97歳の老貴婦人の家を訪問しました。
一人暮らしをされていますが、生活の乱れはなく、整然と片付いたお部屋。
貴婦人はいそいそと台所に立たれました。

「温かいお茶をいれますわね」


「おかまいなく」と言うのが社交辞令なのでしょうが、
その日はとても寒かったので思わず内心ありがたやありがたやありがたや、と思いました。


寒い寒い日だったのであったかいお茶はありがたい。
が、お台所から、


メロン味でいいかしら?



(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)


さて、裁判官とお茶の話。
裁判官も検証や証拠保全などで裁判所の外に出ることがあります。
そんな時、お茶を出されることもあります。

とある裁判官が後に語っていましたが、その裁判官は若い頃上司から緑茶はいいが紅茶はだめと指導を受けていたそうです。

それはなぜか。

紅茶にはブランデーなどを入れられる可能性があり、そうすると裁判官はお酒を飲んでいた、と批判される危険があるからだそうです。

冗談のようなエピソードとしても、裁判官は予期せぬ世間様からの批判に晒されることがあります。
ただ、裁判官が仕事中にコーヒーを飲んでいたからけしからん、とか、休みの日にゴルフするなどけしからん、とまで批判されるという風潮は私は個人的にいかがなものかと思っています。

仕事中にコーヒーでもたばこでもじゃんじゃんのんでいただき、仕事しやすい環境でリラックスして良い仕事をしていただき、公平で妥当な良い判決をだしていただくのが一番ではないかと私は思うのです。コーヒーも飲めない不自由な環境で家に早く帰るためにろくに記録も読まないで適当に判決をしあげられるより断然よいと思いますが、皆様はいかが思われますか。




正露丸も陀羅尼助も持参していない丸腰の私の前にメロン色の不気味な液体

ウルトラマンの怪獣なんかが瀕死の時に流す液体みたいな色と様相。



あぶくまでたっています



(。☣ฺ⋌⋚⋛⋋☣ฺ。)


いただきます、もとい
南無阿弥陀仏・・・・

どうやら駄菓子やで売っているメロンソーダの素にお湯をいれたもので・・・

直ちに健康に影響はない ようです
平成29年10月26日  文責 弁護士 菊谷淳子


posted by KEYAKI at 23:36| 民事事件